もちをつくるもちがもちを作る話

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  • #533
    ヒヒヒ
    参加者

     姉が
    「文章生成AIに機械学習のこと教えてもらうの、すごくはかどる。やっぱり餅は餅屋だよねって感じ」
     と言ったので、私は
    「正確に言うと、姉さんは餅屋に作られた餅に餅の作り方を聞いてるのでは?」と答えた。
     そんな会話をした、数日後のことである。

    「もうだめだ」通話を開始するなり姉はそう言った。
    「やらかした」
     事情を聞くと「MOCHIに餅を造れと命じてしまった」のだと言う。
     MOCHIとは何ですか、と聞くとそれは食事生成マシンMOCHI(モリナガおうちクッキングインテリジェンス、以下えむおーしーえいちあい)のことだと言う。
     餅とは何ですか、と聞くとそれは正月に食べるあの餅のことだと言う。
     「正確には『MOCHIに餅を作れ』と命じたら『MOCHIがMOCHIを造り始めた』」のだ、と。 
     新たに作られたMOCHIは産み落とされた瞬間にMOCHIを作るように設計されていて、だから今、MOCHIが指数関数的に増加しつつあるのだとか。
     どこにそんな質量とエネルギーがあるんですか、と言う言葉は飲み込まざるを得ない。
     見えたのだ、道路の向こうに立つ我が家が。窓が割れて白い粒粒が出てきたかと思うと、その白い粒粒が家の屋根を吹き飛ばして、鍋から吹きこぼれる泡みたいにぼこぼこと溢れてきた。「本当にごめん」と姉が言ったのを最後に、通話が切れた。

    #535
    なかまくら
    参加者

    こういうの好きです笑
    機械には、これはこのままじゃまずいんじゃないか、という判断ができない印象があります。誰にだって、もちがい(まちがい)はありますからね!
    ところで、ヒヒヒさんのどこから、最初のMOCHIは生まれてきてしまったんでしょうか笑

    #536
    けにお王
    キーマスター

    AIモチがモチを作りまくったって事でしょうか?

    AIの難点として、限度と言うか、程々の塩梅と言うか、適量を知らない気がします。行き過ぎる。

    また、AIは指示されたことを、頑なに忠実に実行するアホだ。
    例えば、間違った、勘違いした指令であれ、それを疑うことなく突き進もうとする。
    それは勘違いと解釈して、おそらくこう言う事だろうと推測し、それに合う最適解を出すべき。

    人間にはある常識の範囲、と言う感覚を持ち合わせていないし、柔軟さが無い。

    でも、あと数年で改善される。その時には我々人間はお払い箱か?

    人間なら、いくら何でも、コレは何かの言い間違いでしょう、とのアルゴリズムを持ち合わすべき?

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